治療症例
根の治療
Before
After
メインテナンス情報
症状 | 奥歯2本にいずれも不良な根の治療が行われています。患者さんは「根の奥のあたりがときどきムズムズする」程度の主訴でしたが、不良な根の治療が原因で根の奥に病変が広がっていることから治療することになりました |
---|---|
治療方法 | 詰め物や被せ物を除去し、根の内部の古い充填材料を除去し、根の内部を抗生剤を用いながら洗浄します。 その後、最終的には殺菌力のあるMTAセメントを用いて再度充填を行い、最終的にはセラミックによるクラウン治療を行いました |
費用 | 一本あたり、根の治療とクラウンによる補綴治療の合計でおおよそ30〜40万円 |
備考 | 根の治療は再発のリスクを考えながら行っていきます。そのため当院では根の治療の後3〜6ヶ月以上経過を観察して、頻繁にx線検査を行いながら病変の縮小を確認したのちに補綴治療へ移行するため治療期間は6〜12ヶ月程度になることが多いです |
患者さん情報
年代 | 40代 |
---|
治療方法
根の治療の際には根の内部の細菌検査を併用します。根管内の洗浄を行い、根の内部から細菌が検出されなくなったのを確認後に根管充填を行っていきます。
まず、手前の歯の根の治療を終了しました。根の先端までセメントが充填されていることが確認できます
続いて、奥の歯の根の治療を開始します。こちらもねの先端に暗い影が存在しているのが確認できます。
根の治療が終了して、クラウンの装着を終了しました。これでこの歯は長く使っていくことができます。
長期的にはメインテナンスを続けることが重要です