治療症例
形成
Before
After
メインテナンス情報
症状 | 古い金パラジウム銀合金の詰め物(インレー)を除去して、コンポジットレジンの詰め物にて修復することになりました。 |
---|---|
治療方法 | 古いインレーを除去して歯の形を削って整えます。 この行為を”形成”と言います。 この"形成"は今後の歯の予後を左右する重要な行為です。 特に、コンポジットレジンやセラミックなどの場合、金属よりも強度が低いこともあり、十分な厚みを確保する必要があります その辺りに意識をしながら丁寧に形成を行います。 |
費用 | 治療全体で17万円+再診療+税 |
備考 | 通常一回で治療を終えますが、詰め物の研磨を別日程で行ったり、より細かな噛み合わせの調整を後日行うこともあります |
患者さん情報
年代 | 30代 |
---|
治療方法
古い詰め物を削り取り、内部の二次う蝕を除去します。
う蝕の除去後に”形成”を行っていき、詰め物での修復の準備を行います
形成を行いました。しかし、窩底部(赤丸部)がガタガタしていたり、隣の歯との間(隣接面)の歯頸部の軸面のライン(青丸部)がガタガタしています。
軸面は"やすりがけ"の要領での形態修正を行いました
窩底部は16枚刃を要するタングステンカーバイド製の切削器具を用いて形態修正を行いました
将来詰め物が収まる部分を観察しながら、”充分な厚み”の詰め物が装着できるだけのスペースを確保できているか確認します。この厚みが薄いとセラミックやコンポジットレジンが割れてしまうことが予測されるので、充分な切削を要します。
ただし、削る量が増えると神経に近づくことになるので、そこに対しては慎重さを要します。
このような丁寧で緻密な診療は静かな診療環境で落ち着いて行う必要性があります。
当院では1時間にお一人だけを診療し、集中力を高めるためにBGMすら流さない環境で治療を行なっております。