治療症例
噛み合わせの調整
Before
After
メインテナンス情報
症状 | 元々開口といって、奥歯だけで噛んでいて前歯が閉じれない噛み方の患者さんなのですが、口中をセラミックを用いて治療した後10年近く噛み合わせの調整を怠っていたために奥の歯だけが顕著に当たるようになってしまい、噛むたびに歯が痛いとのことでいらっしゃいました |
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治療方法 | 少なくとも小臼歯から大臼歯にかけて左右の奥歯が均等に当たるように調整することが望ましいです。 調整には”削る調整”と”足す調整”がありますが、今回のようにわずかな調整の場合には”削る調整”で対応することが多いです。 上下全てが天然の歯同士の場合には経年的に歯が摩耗していくのですが、この人のように人口材料の歯が一本でも口腔内に装着されている人の場合にはすり減るスピードを均一にするために 一生涯 噛み合わせの調整が必要です |
費用 | 一回の噛み合わせ調整で 15,000-円 |
備考 | 一度の調整だけでは調整が不可能な場合もありますのでその際には数回に分けて調整が必要です |
患者さん情報
年代 | 50代 |
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治療方法
そろぉ〜っと 口を閉じた時、歯と歯が軽く接触した状態を やや下方向から見上げて撮影したものがこれです。
前歯は閉じきらないのですが、この状態からグッと噛み込むと・・・・
このように ズルズルっと奥歯が滑りながら噛み込んで行きます。
噛んだ時に、コツンと当たって ずるっと滑って閉じるような噛み合わせになっていると、
コツンと当たる部分を
避けるように顎を動かすようになったり
その当たる部分を気にして歯ぎしりしたり食いしばったりします。
また、奥歯だけが当たっているような状態ですと、その歯に過大な力が加わることで歯が痛んでしまったり、セラミックがかけてしまったり、 場合によっては歯が折れたりします。
そこで それを調整して、左右のバランスを整える必要があります。
下の歯並びを見てみても、奥歯しか当たっていません。
これを調整することで。。。
奥歯がバランスよく当たるように調整します。