治療症例
セラミックだらけの歯の噛み合わせ調整
Before
After
メインテナンス情報
症状 | 「食事の後に歯が痛くなる」「歯がしみる」「肩こり」「頭痛」と、多くの深い症状を訴えておられる患者さんです。 |
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治療方法 | 上下のすべての歯が天然の歯で構成されている人の場合にはそのすり減るスピードの足並みが揃うのですが、セラミックや金属など様々な種類の修復物が装着されている患者さんの場合はそれぞれのすり減るスピードが異なるため、一部の歯が当たらなくなり、逆に一部の歯が強く当たるようになってしまいます。 そこで、その足並みを揃えるために噛み合わせの調整が必要になります |
費用 | 15000円/回 |
備考 | 削って調整する場合と、高さを足して調整する場合がありますが、高さを上げて調整するのは大変なので、多くの場合には当たりが強い歯を少し削って調整します。 その際には、±8μmの精度での調整が求められます |
患者さん情報
年代 | 40代 |
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治療方法
調整前の奥歯の様子。セラミックの表面が極端にすり減っています。この部位をこすりつけるようにして歯軋りしていることの表れです
こちらの歯の表面のセラミックもすり減っています。やはり、この場所で歯軋りを強く行っていることがわかります
下の歯を観察。やはり、一部の歯にのみ赤い色がついています。このように噛み合わせの審査用紙を用いながら調べることで、強く当たっているところはこのように表されます
噛み合わせを調整することで術前よりも多くの歯でバランスよく接触していることがわかります。
上の歯の噛み合わせの面も、最初に比べると多くの歯が接触するようになっています。