治療症例
mta
Before
After
メインテナンス情報
症状 | 自覚症状はなかったのですが、歯の表面から深層まで及ぶ虫歯がありました。 全くご本人には自覚症状はないのですが、明らかに怪しい状態だったので、顕微鏡で映像記録しながら治療することになりました |
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治療方法 | 虫歯を検知する染色液を用いながら慎重に切削。 やがて、神経にまで到達しました。 通常なら神経を取り除いてしまうのでしょうが、当院では神経が生きているかどうかを慎重に調べた上で温存することとなりました。 MTAセメントを用いて神経の温存をおこなっていきました。 |
費用 | う蝕処置費用7万円+税 別途セラミッククラウンによる修復処置費用が必要 |
備考 | 神経まで直に触った場合、2ヶ月程度痛みが間欠的に生じることがありますが、現在までに99%以上の患者さんで治療は成功しております。 とはいえ、神経まで直に触っているので予後に関しては慎重に長期的に経過観察を行う必要があります。そのためにもメインテナンスは欠かすことができません |
患者さん情報
年代 | 60代 |
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治療方法
鏡の中に映る歯を見ながら慎重に虫歯部分を削り取っていきます
虫歯の部分を染め出してみると
まだまだ虫歯が残っているので、積極的に虫歯を除去していきます
虫歯を除去していると出血!
まさに神経にまで到達した瞬間です。
世界的に見ても多くの歯科医院ではこのようなケースでは神経を除去するのですが、それをすると歯の強度が落ちたり、歯の感度が落ちてしまい将来的に歯が折れやすくなってしまうのでなんとしても神経は温存したいところです
神経が収納されている歯髄腔の天井部分である天蓋と言われる部位を完全除去しました。
歯の内部の神経組織が丸見えになっています。
麻酔をしているので患者さんは痛くなく治療を受けてもらっています。
神経を保護するMTAセメントを用意し、たっぷりの量のセメントを用いて神経部分を保護する処置を行います