治療症例
型採りの重要性
Before
After
メインテナンス情報
症状 | 歯の型を採ってセラミック製のクラウンを作るのですが、重要なのはその過程の「歯を削る行為」と「精密に型を採る」行為です。 |
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治療方法 | 丁寧に時間をかけて歯の形を整えましたら、このようにシリコン製の印象材という材料で型を採ります。たった一本の歯のクラウンを作る場合であっても全体の噛み合わせ状態を把握する必要があるので全体の型を採ります。また、型を採る際に用いるトレーはその型の歯列に合わせてオーダーメイドで作製したものを用いなければいけません。 |
費用 | セラミッククラウンは17~20万円 |
備考 | 歯を削って仮の歯を作成:1時間 削った歯の形を整えなおして仮歯を微調整:1時間 簡易的な型採り:シリコン製の印象材を用いて1時間 最終形のクラウンと同じ形の仮歯を製作して装着:1時間 この状態でかみ合わせの状態を数週間から数ヶ月(長い場合には6ヶ月程度かかることもあり、仮歯を数回作り直したり、金属製の仮歯を装着する場合もあります) クラウン製作に移行できるとわかったら、トレイを作るための簡易的な型採り:30分 精密な型採り:1時間 たった一本のセラミックのクラウンであっても3ヶ月から2年くらいかかることがあります。 |
治療方法
患者さんに合わせてオーダーメイドで型採り用のトレーを作ります(写真はサンプル)
取った歯型は毎回顕微鏡でチェックして、綺麗に採れているかどうか、気泡などが混入していないかどうかをチェックします
一番上の写真は24倍でチェックしています。この写真は10倍程度です。
当院では、110倍の顕微鏡を用いて最終チェックを行います。
また、提携技工所では70倍の顕微鏡を用いてチェックを行う二重チェック体制を採用しており、確実にピッタリフィットするクラウンを作るようにしております。